開いたままの箱


開いた箱の 縦に伸びゆく 光る線
眩しすぎた 煌めく世界が 現れる

時代は 風のように 吹き荒び
いずれ 置き去りに されてしまう
目覚めも 眠りも そのまま抱いて
私は 両手で掬い 確かめる

愚かさは やがて 孤独を生んでしまう
過去さえ そこらに 捨て置いて
彼らは 敷かれた線路に 石を置く
塞ぐ理由に 目を背けたまま
彼らは 道化のように 踊り続ける

端子の奥から 声が聞こえて
懐かしい名前が 浮き上がる
選んだ道を 信じて 歩いて
届かぬ道を 転んで 立って

時代は 土のように 崩れ落ち
いずれ 忘れ去られて 消えてしまう
だから 目覚めも 眠りも 受け入れて
私は 繋げた両手を 傾ける
舟は 静かに 漕ぎ始め
私の 前から 遠ざかる

ありがとう 私だけの 宝箱
さようなら 私たちの 宝箱

悲喜交交の詩 [2026.10.20]


 AIが解釈する〝開いたままの箱〟