映写機に映る世界


手鏡を持ったままの蝋人形
そっと麦わら帽子を頭に乗せる
映写機 キリキリ 回ってて
錨がキュルキュル引き上がる
どうにも優柔不断な天秤は
今日はもくもく どんより曇り空

城壁の内側から聞こえてる
短剣打ち合う 金切り音
気球に乗ってた 一匹木馬
飛空艇に夢を見る
僕は椅子に座って 遠く 遠くを じっと見る
気付いた頃には引っ付いていた蜜蜂と
たまに氷砂糖を暇潰しにかじってる

方位磁石の通りに見えた看板に
僕らは卵の殻で出来た鞄を持ち出した
川の近くに広がる芝生の上に降り立った

流れ星 シールのようにぺろりと剥がし
キラリ 宝石箱の中にしまいこむ
そろそろ出発 大きく笛を鳴らされて
洞窟暮らしのブリキで出来たチューリップ
びっくりしながら外の籠に向かって走ってく

さあさあ 僕らもここから旅立とう
いつの間にやら 曇りの天秤は
すっかり優柔不断をやめていて
ふいと顔を見上げれば
そこには綺麗な空を覗かせる
青は次第に広がって
彼も旅を始めるようだった

支離滅裂の詩 [2025.02.08]


 AIが解釈する〝映写機に映る世界〟